埼玉最高クラスの超名店が、都内に!

寿製麺 よしかわ

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寿製麺 よしかわ 西台駅前店

東京都板橋区蓮根3-8-14
https://tabelog.com/tokyo/A1322/A132205/13228611/

WRX2000評価

2018年12月

煮干そば黒醤油750円 4.8/5.0点

いわし丼 400円 4.2/5.0点

※5点満点
   4.5点〜ワザワザ他に用事もないのに食べに行く価値あり
   4.0点〜その場所、ジャンルで選択肢の上位になり得る
   3.0点‥牛丼チェーン店

 

煮干そば黒醤油750円

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スープが黒いのにまず驚く。
そして見た目どおりに醤油味なのにまた驚く。深ーい味わいの醤油煮干スープだ。特徴的なのは、おそらく煮干のエグミと醤油の苦味を巧く協奏させているところ。両者が渾然となって芯のある、太いスープに仕上がっている。

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麺は細ストレート、小麦風味に歯ごたえパリパリ食感。スープに負けない力強さ。

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チャーシューは低温加熱薄切り肉が4枚、スープの熱で火が通っていくその変化も面白い。鶏ササミが一切れ、歯切れサクリ、淡白ながら濃口スープとよく合う。ネギ、ミツバと共にアッサリ系のメンマ。
味玉半個まで付いてきて750円。
現時点で最強クラスのラーメンだ。


いわし丼 400円 4.2/5.0点

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ラーメン屋のいわしがコレか!と唸るレベルの脂がのったいわしが6〜7切れ。回転寿司で言うと3皿分くらいだから一皿100円ちょい、そしてお味はカウンターで今日のおすすめは?クラス。


脱帽。


上尾のほか川越や坂戸などにも店舗が増えているようだ。この味を維持してぜひ、頑張って欲しい。


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まだ間に合う!ラーパスでおトク麺、品切れ警報!! - 食べて走って考えて、たまに作ったり

埼玉のうまいラーメン2019

埼玉のうまいラーメン2019

 
群馬のうまいラーメン2018-2019

群馬のうまいラーメン2018-2019

 
栃木のうまいラーメン2019-2020

栃木のうまいラーメン2019-2020

 



新潟長岡生姜ラーメン オランダ軒

埼玉岩槻で新潟長岡生姜ラーメンが大行列 201908

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オランダ軒

埼玉県さいたま市岩槻区東岩槻6-5-3 イケダ第一コーポ 1F 2号室
https://tabelog.com/saitama/A1101/A110103/11043376/

食べログ 3.72

WRX2000評価 4.4/5.0点

※5点満点
   4.5点〜ワザワザ他に用事もないのに食べに行く価値あり
   4.0点〜その場所、ジャンルで選択肢の上位になり得る
   3.0点‥牛丼チェーン店

 

醤油スープ

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醤油の主張がとても強い。それに合わせて、ダシも強い。濃さではなく、強い。

しかし生姜は、印象として他の「生姜押し」の店より抑えめだ。なんというか、生姜臭くない。あくまで薬味としてうまく引き立て役に回っている。この辺りのバランスの取り方が絶妙で、そこが人を惹きつけるのだろう。

塩スープ

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タレ、ダシ、生姜のバランスの妙は醤油と同じ。

ただ、失礼かもしれないが「サッポロ一番塩ラーメン」と同じ風味がする。いや、バカにしているのではなく本当に旨いのだが、何だろう、鶏ダシが強いのだろうか。

醤油、塩ともに非常に旨い。しかし、濃すぎて途中で飽きてくる。バランスがしっかりしているのでいくらでも入りそうな気がするのだが、途中からペースが落ちる。半年に一回程度で十分、などと思えてしまう。この辺りは話題店から名店へ向けての課題か。

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太縮れが歯ごたえよく強いスープにマッチするのだが、コシはあまりなく、また狙っているのだろうか、生茹で食感

加水率が低い博多ラーメンのようなポキポキ感ではなく、元からある麺の水分が「そのまま」な感覚。伝わるだろうか。個人的には好みでない。

ちなみに「歯ごたえ」は麺の固さ、「コシ」は麺の粘り、と考えている。

 

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非常に旨い。脂の入り具合、肉の厚み、柔らかさ、いずれも申し分なく、ラーメンの具材としては極まっている。

メンマ

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濃いめ味付けメンマ。スープに染み出す旨味が良い。歯切れ良く、麺を邪魔しない。こちらも完成度高い。

オペレーション

調理は店主のみ。食券を渡してから提供までの時間が10分以上あり、こだわりの表れだろう。行列の一因はここにある。

他にオーダー取り、案内と台拭きの女性が1人。しかし配膳はカウンター越し、片付けもカウンター載せ、支払いは券売機なので、この人は他に洗い物でもしているのだろうか。案内のため外に出る頻度も多くはない。

行列

盆休み前とはいえ平日12:45で13人待ち、着丼まで50分。

席数は8席程だったか、小上がりのテーブルもあるのだが使われていない。オペレーションの限界なのだろう。

提供まで5分、食べるのに10分、余裕を見て1人20分で回転すると40分で16人進むわけだが、実際には13人で50分。提供スピードが原因であることがわかる。

鬼速で麺が出てくる浦和「一瑳」の行列とは質が異なるのだ。

当然、店の売り上げにも影響する。つまりは、それだけ店主のこだわりが強いのだろう。

並びの作法①

いまどき当たり前だが、代表待ちは認められない。運転手が駐車場に止めている間に連れが並んでおくことも代表待ちに該当。店の前の道路は道幅広く、路駐の誘惑に駆られる者もいるのだろう。違法駐車発覚の場合は移動の上、最後尾並び直しの刑だ。

で、自転車。これも「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律(昭和55年法律第87号)に基づく、さいたま市自転車等放置防止条例」により、公共の場所に放置することは禁止されている。ので、違法駐輪した場合、同様に最後尾並び直しの刑だ。

問題は、駐車場は店先に案内があるが、駐輪場のそれはないのだ。ないのだが、駐輪場はある。常識的に見て、そこに止めて良いとは全く思えず、案内もないが、2019年6月時点ではある。最新情報に更新できないのでここには書かない。お店の人の邪魔しちゃ悪い、などと思わず、店に入って聞かないといけない。また、わかりにくければ現地まで案内を頼もう。しょうがない、並び直ししないために重要なこと。

しかし、なぜに掲示しないのか、こういうところもオペレーションに影響するはずであるが。

並びの作法②

コーンがあって、ある位置まで来たら歩道の車道よりに折り返して並ばねばならない。これはしっかり書いてあるのに、無視するバカが多い。気をつけよう。

訪問情報

平日気温37度 12:45並び13 13:36着丼 13:49退店時並び10以上

店の前以外は屋根がないので、帽子か日傘必須


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鎌倉発伊勢参り〜自転車で太平洋岸をひた走る ①自転車

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鎌倉〜伊勢神宮まで370km走った記録を書き起こしていきます。

 

発端

体調を整える必要があり、自転車をこぐことにした。

買ったのはこれ。

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直接的に伊勢まで行くために買ったわけではないが、結果的にこいつとともに370km走ることとなったので、やはりここから書きたい。

DAHON  SPEED FALCO カッパーゴールド 2018

DAHON とは

ざっくり、1984年に折りたたみ自転車を実用化し世に広めた会社。

2〜3万円で買える廉価モデルから20万を超える高級モデルまで幅広くラインアップしている。

気をつけたいのは輸入代理店が2系統あって、基本設計は同じなのだが、車で言えばヴェルファイアアルファードみたいな違いでモデルが分かれている。

SPEED FALCOはアキボウが代理店となっている系統のモデル。入門ラインの中で上位モデル、ややこしいが実売7〜8万円くらいで買えて、8段変速に細めのタイヤを履いている。結構スピード出せて、平坦無風なら時速25kmくらいまでは気張らなくても出る。30km以上はもう一段上がないと厳しいが、実用域では十分な速度。

これがもう一方の「インターナショナル」と付く系統では「SPEED D8 STREET」となるのだが、こちらその名のとおりSTREETでの乗り心地を考慮してか、やや太いタイヤを履いている。タイヤが太いということは衝撃吸収力が上がる反面、転がり抵抗が増えるということ。逆を言えばSPEED FALCOは乗り心地を犠牲にしてスピードを取ったということ。

たかがこのクラスの自転車で…と侮るなかれ。2018年モデルでは9/8インチと2インチ、ほぼ倍の差がある。転がり抵抗が倍近い。そこらへん走るくらいなら良いが、日に何十キロも走ろううものなら、その差は大きい。

いや待て?だったらたためない自転車の方が軽いでしょ?

そのとおり。しかもタイヤも大きいので、走行中の安定性も段違い(らしい)。

たたみたい理由は2つ。

  1. 体力の限界がきたら電車に乗って帰れるように。実際に電車に乗って帰ったこと数度。
  2. 本格的なヤツは格好とかもピチピチしてないといかん気がする。でも出かけた先で飯食ったり買いもんしたり、映画見たりしたいし。

実際、少しずつ距離を伸ばして日に50〜100km程は走れるようになると、結構あちこち行ける。荒川沿いに下っていって台場とか浅草とか。ダイバーシティぶらつくのにピチピチはチョイと。

DESIGN (デザイン)

なんと言っても、直線を組み合わせたシルエットと、カッパーゴールドの輝き、この組み合わせが最高に気に入っている。眺めて飽きないデザイン。

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純正ベルはカッコ悪いので交換。

ゴールドがビシッと決まる。音色もよく響くのにキンキン言わず。ただし、折りたたんだ際に本体と干渉しキズがついたりハンマー(バネで浮いている)が歪むことがあるので注意。それでも見た目を取りたい。

なお、ブラックは色が褪せるとの口コミが多いがゴールドは全く問題なし。

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ちなみにハンマーの弱さが対策されたと思われる最新モデルはこちら

MOVABILITY(移動性、機動性)

2つある。乗っての移動と、たたんでの移動。

1.たたむ

慣れると30秒くらいでたためる。車に積んでの移動は楽々。

問題は電車。電車に乗って移動し、行った先で自転車に乗ることを「輪行」と言うらしい。この際、鉄道会社の規則で、専用の袋(輪行袋という)で完全におおわなければならない。これが面倒。2〜3分くらいかかるか。もっと面倒なのは、降りた後にその袋をたたまなければならない。自転車の展開はあっという間だ。たたむ方がめんどくさい。しかししっかりたたまないと携行性が悪化し走行に支障が出る。たたむのは5分くらい。それでもまあ、10分もあれば、程度で、機動力は高い。

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電車ではこんな感じ。

DAHON 純正なので、収まりはいい(余りが出ずダボつかない)。

たたんだ状態での持ち運びはかなりストレス。肩掛けは役に立たないし、12kgは、こぐ分には軽いが持つには重い。やむなしだが、都心ならターミナル駅は避ける。

こんな純正品もあるが、バッグと併用できないのであまり意味がないかも。

DAHON(ダホン) Landing Gear 輪行用キャスター

DAHON(ダホン) Landing Gear 輪行用キャスター

 

2.こぐ

軽い。速い。タイヤちっさいんでイメージわかなかったが、その分ギア比が大きいわけで、スピードはしっかり出る。次に(ママチャリと比べて)坂道がダンチに楽。これ、ロードスポーツとかだと車重9kg切るから3/4になるわけで、もっとすごいんだろうな。

ただし、タイヤの小ささは直進安定性で分が悪く、ハンドリングもクイックだ。ハンドルまでが近く姿勢が立つため、スピードを出しずらいのと、空気抵抗がしんどい。特に向かい風。コレらは疲れの大きな要因となる。

1日100kmで終わりならいいが、ゴールデンウィーク明け、南風のきつい時期だったので連日は辛かった。

COMFORTABLENESS(快適性)

尻が痛い。ハンドル握る手も痛い。

と言うことで、グリップを交換。

安いが、コレで十分楽になった。

サドルは様子を見ているうちに、慣れた。それでも御前崎から豊橋まで100km走った時は、向かい風や坂道もあり尻が赤くなった。でもまぁそれくらい。尻は慣れる。

 

MAD GUARD(泥よけ)

重くなるし、意外と空気抵抗もある。しかし、雨降りでコレがないと、濡れた路面から跳ね上げる泥水であっという間に背中やバックパックがドロドロ。

安全面からも雨の日には乗らないのが原則なのだが、出先で降られてはどうしようもない。

ということで

コレを装備。

純正キャリーバッグは、収納時に前後両輪をまとめて縛って固定するのだが、マッドガードがあるときつく固定できない。このあたりは「外国製あるある」かもしれない。多分日本製なら(純正なのだから!)対策がしてあるか、純正マッドガード装着時の注意事項くらいHPに記載があるかもしれない。

 

>:>:>:>②計画編へ続く

鎌倉発伊勢参り〜自転車で太平洋岸をひた走る②計画 - 食べて走って考えて、たまに作ったり



この世でいちばん旨いトンカツが復活した話

丸山吉平、2019年7月29日 復活!!!

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丸山吉平
東京都千代田区神田富山町29 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13237293/

 

丸山吉平という店

とんかつ

丸山さんのトンカツは日本一である。どのトンカツ有名店もかなわない。人生最高のトンカツだ。

店主

蒲田(現在は大門、銀座、浅草橋にも進出)の行列店、「檍(あおき)」で修行し独立された。

寡黙でストイックにトンカツを揚げる店主と対照的に、明るくかわいい工藤夕貴似の店員さんがいたが、カウンターから出てきてビックリ、妊婦だった!後に奥方と判明。お子様は今では6歳になるという。

初訪

2013年7月、開店の地、浅草橋。

ロースカツ定食1,000円だった。感激した。ふわりと柔らかく歯切れの良い肉、ミディアムレアな揚げ加減、サクサクでかき氷のようにとろける衣。

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2013年当時のロース

 

2日後には再訪、カツカレー1,000円にトライ。衝撃だった。カツカレーは自分の中では当時カレーに分類されていて、カレーを味わうリズムが崩れるカツは不要というのが持論だった。ところが丸山さんのカツカレーは違った。当時のメモを引用する。

「とんかつがほどけて溶ける、人生初体験。噛みしめるや衣がほどけてカレーに溶け込む。かき氷が口中で溶ける感じ。さらに継ぎ目なく肉が、まさに溶ける感覚で肉汁を拡散させ、カツとカレーと肉が絡み合い渾然となり、口中旨味満載!カレールーについては「とんかつ屋にしては」の枕詞がついてしまうが、ことカツカレーについては激ウマ、そして上手い!見事に計算されバランスのとれた、極めて完成度の高い逸品。」

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2013年当時のカツカレー

あっという間に有名店に。

その後、あれよあれよという間に行列店へ。秋葉原が近いからか(ちなみに浅草と浅草橋は交通動線は近くない)外国人客も多かった。一方、妊婦の奥様はお母様になりお店は店主のワンオペに。

トンカツと向き合いながらの接客、それ以前の行列さばきに追われ、店内ルールを厳格化。

  • 行列の先頭に線を引く。
  • 席が空いても、呼ばれるまでそこから動いてはいけない。

まあ、普通の話、なのだが…徹底的に愛想がない。奥様が可愛らしく、よく喋っていただけにこのギャップは大きい。無愛想でルールを徹底する、つまり客を注意する。

挙句に券売機に「勝手に席に座る券」が1億円で販売されるようになる。

そしてトンカツを褒め称える口コミの合間に、接客を非難するグルメサイトの口コミやSNSへの書き込み、ブログなどなど。

おいおいオイオイよく考えろ。オマエら何食いにきてんだ。ワンオペなのに愛想振りまいて、カツを上げるタイミングを逃す方がいいのか?!と当時思ったものである。

まあ店主側ももう少し努力して協力を求めればよかったのかもしれない。Facebookでは色々と丁寧に情報発信していた。愛想なしだけどワンオペ厳しいんで協力してもらわんと、って紙にも書けばいいのに…と思っていた。

それでも行列は絶えず、そもそも安すぎた価格設定を徐々に見直し、店のルールを理解した客の行列により、その評判を上げていった。

事故

2018年5月、突然の当面休業宣言。営業再開は見当もつかないという。その後、入院中と思われる店主や、折れた骨のレントゲン写真がFacebookに上げられていく。交通事故のようだった。

今も残る当時の店舗の食べログ評価は3.87

極めつけは、閉店。店舗は師匠の店「檍」が引き継いで「浅草橋店」とするという。もう二度とあのトンカツが食べられないのか?

復活

年明けから、再始動を宣言した店主。7月29日に新たな場所で復活を果たす。Facebookでの告知により復活日は宣言されていたものの、住所などの詳細情報はなかった。7月28日に住所やメニューが明らかにされ、そこには「未だ本調子ではない」「以前の味を取り戻すにはしばらくかかる」「以前の味を知る方にはしばらく日を置いて」とあった。しかしながら、アクセスのよくなった店舗、丸山吉平への禁断症状、再び人気店となる前の偵察の意図もあり早速訪問。

新店舗

最寄りは都営新宿線岩本町、JR神田駅。

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行列なし。「よっしゃ!」とガッツポーズしつつドアを開ける。カウンター内には2人の男性。カウンターに1つ空きあり。食券買って黙って立つ。以前の習性。すかさず、「こちらどうぞ」と着席許可が下りた。

驚きはハイテク機材の導入。吉野家みたい。

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小綺麗な店内、カウンターは前店舗のテイストが見事に再現されていた。カウンターと、テーブルで定員15名くらいか。

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ロース1,300円+ライス200円

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来た来た!以前と変わらぬビジュアル。

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ミディアムレアな揚がり加減。

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岩塩は3種類が2種類に。以前はレッドを好んでかけていたが、今回もそれは変わらず。

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豚汁は本体の価格に込みでセット。

感想

ご本人が本調子でないとおっしゃっているのだから、今回はいつもの点数評価は控える。

確かに、衣の解け具合、揚がりの均一さにもう一歩と感じる部分はある。しかし、あくまでそれは以前と比較してであり、はっきり言ってこの時点で「檍」より上だ。米は以前同様に旨い、良い米良い炊き上がり。

衝撃

食べ終わる頃には自分1人になっていた。そうしたらなんと、丸山さんから話しかけられた!!

「浅草橋の頃から来られてました?」「見覚えあるような気がして…」

マジか!こんな長い文章喋ってんの初めて聞いたよ!てか、以前は白装束にマスク、メガネだったので、そもそも顔知らんかった!今素顔!(カツが揚がっている間、この人が丸山さんかな〜なんてチラ見していた)

そもそも、3年前に秋葉原エリアを遠ざかってからは年数回、自分へのご褒美的に休みの日、或いは頑張ってスケジュール調整できた平日などに行っていた程度。

よくも印象に残しておいてくれた、と感激。もちろん今この再開直後に来るのはコアな丸山ファンだから、浅草橋時代からの客層である確率は高いわけで、タイミングが合えば皆さんに話しかけているのかもしれないが…などと突然学年一の美人と数秒目が合った中学生のような気分になる。

少し話ができて、楽しかった。普通の人だった。余程、以前の店を1人で回すのが大変だったのだろう。

 

ご復帰おめでとうございます。

今後益々の繁盛と絶品トンカツのさらなる進化を切に祈ります。

 

訪問情報

平日17:30並びなし

 

沼津、中央亭の焼き蒸し餃子、201907

焼き蒸し餃子の妙味

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中央亭

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静岡県沼津市
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220501/22003420/

食べログ 3.63


WRX2000評価 4.5/5.0点

※5点満点
   4.5点〜ワザワザ他に用事もないのに食べに行く価値あり
   4.0点〜その場所、ジャンルで選択肢の上位になり得る
   3.0点‥牛丼チェーン店

沼津駅前大通りを港方面に5〜6分
少し右に曲がった通り沿い。
界隈では珍しい行列。

接客
地元の方々の情報では、中国人3?姉妹の店という。確かに、目鼻立ちのはっきりした、またやや丸顔の美人が厨房にも接客にも。
そしてホスピタリティがとても高い。
ハキハキとした声で「暑い中ありがとうございます」「お待たせしてすみません」と、とても気持ちがいい。
加えて、この店、客を名前で呼ぶ。並んでいる時にオーダーと名前を聞く。これ自体はオーダーミス防止のオペだろうが、そこで得た情報を客とのコミュニケーションにイチイチぶっ込んでくる。「田中さま(仮名)、お待たせしましたこちらのお席にどうぞ」「田中さま、餃子中と並ライスです」「田中さま、暑い中ありがとうございました、1,062円です」。最初はこそばゆかったが、明るくハキハキと美人のお姉さん達が声をかけてくれるものだから、気持ちがいい。


餃子

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特に「沼津餃子」というジャンルがあるわけではない、らしい。
ビジュアルは、銘菓ひよこのよう、餃子の端がくちばしに見える。
味わいはB級グルメに違いないが、見事に旨い。
とても珍しい、焼き蒸し餃子。焼いて焦げ目をつけた後、蒸してある。なので、厚めの皮がフニャフニャ。しっかり目の焦げ目はフニャフニャ前提だろう、噛みごたえあり。
蒸してあるのに、油か脂か、とろとろにまとわりつく。餡にはニラもニンニクも入らない。豚肉とキャベツ。肉汁。たまらん、旨い、ビール!
 

タレ

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あらかじめ合わせてある酢醤油と、自家製辛子油。辣油はない。辛子油は、タレに放り込んでもあまり効かない。相席正面の方が餃子に直接かけていたが、確かにそれが正解かも。


量感

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中で8個は仕事中の昼飯には多い、一方、ライス並では旨味を受け止めきれない。
ランチには小6個にライス大がベストバランスとみた。ビール片手なら10個だろう。


提供スピード
焼く、蒸す、という工程を、(焼き置きや蒸し置きをせず)丁寧に行なっているのだろう。並び20分、店内待ち30分。待ってでも食べたい人気餃子だが、行列そのものは提供スピードのせい。このクオリティを守るためにはやむを得ないのだろう。

 

訪問情報
11:00オープン
店内席数26
平日金曜11:18 並び9 11:39着席
12:12着皿 12:30退店時並び10くらい

持ち帰りは数日後の受け取り分まで予約満了。電話で確認したほうが良いだろう。

 

移転 

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カレーノトリコ 東京屈指の名店 201907

爽やかに薫るシャバ系カレー

カレーノトリコ

チキンカレー 辛さ30倍 950円

WRX2000評価 4.8/5.0点
※5点満点
   4.5点〜ワザワザ他に用事もないのに食べに行く価値あり
   4.0点〜その場所、ジャンルで選択肢の上位になり得る
   3.0点‥牛丼チェーン店
 
それほどカレー屋を食べ歩いているわけではないが、名店ひしめく神田界隈はもとより、東京全域含めて、自分ランクベストスリーの一角だ。
 

<WRX2000 東京カレーベストスリー>

カレーノトリコの「インド風チキン」
ばんびの「チキンカレー」
京橋屋カレーの「ときえカレー」
ばんびは最新の状況を確認してレビューしたい。京橋屋は現在テイクアウトのみのようで、ハードルが高くなってしまったが、カレーの香りを振りまける場所が確保できるなら(現在もたぶん)オススメだ。
 
ちなみに上記に大阪の2店を加えて東西ベスト5。

<大阪の2店>

ボタニカリー
 

カレーノトリコという店

初訪時のメモは2015年5月で、その前年新規開店とあるから、2014年の開店だと思う。都営新宿線岩本町駅からやや秋葉原よりに入った道沿い、味のある外観の店舗だった。2018年に現在の場所に移転。店主さんは老舗名店「エチオピア」で修行された、という話を誰かから聞いたが、本人からではない。真相は不明。
スパイスの嗅ぎ分けは得意ではない。それでもあえて書くなら、酸味というか、カルダモン系のスーッとした風味には(ほんの少しだが)共通点があるかもしれないが、当店のカレーはエチオピアとは完全に別物。
 
移転前の店舗

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現在の店舗

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行列
通い始めの頃は、場所がついでに通るようなところではなかったからか、オープン直後に着けばほとんど並びは無かった。その後確かマツコデラック◯の某番組で紹介された途端、大行列店に変貌。余談だが、マツコの影響は絶大。他の番組ならば数週間で一旦落ち着くところが、いつまで経っても大行列のまま。築地の某喫茶店など、並の人間が気づくような店ではないし、うならせるようなものを出すわけでもない、茹で置きスパゲティが抜群に旨いB級グルメだったが、観光地ということも手伝ってか、1年どころか2年3年と行列が絶えなかった(勘弁してほしい)。地元出身のオー◯リー若林が紹介した時にはすぐに落ち着いたのに。
現在はコンスタントに行列するものの、何十分も待つようなことは(平日は)ない。直近の休日は未確認。
 
メニュー
以前は、「インド風」「ドライ」+両者の「あいがけ」で3本立てだったのだが、現在「ドライ」単品は(少なくともメニューには)なく、「インド風」と「あいがけ」の2本立て。基本料金にトッピング一種分が含まれており(牛すじは追加料金かかる)、オーダー時に指定する。

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辛さ
◯◯倍、と指定する。初訪時は5倍まで。スタンプカードを貰うとそこに食べた倍数が記載され、次回は+10倍までオーダーできる。スタンプカードをなくすと、最初から。

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何枚目かになっていたカードをなくしてしまい、一度リセットする羽目になった。

ただ、決して辛さが売りではないので、5倍でも20倍でも同じように旨い。
そして、倍数上げてもそう辛くならない。以前は30倍で汗だくになって「フウフウ」いうくらいで、自分適正倍数20で固定していたが、辛さリセットしてからもう一度30まで上げてみたところ、20倍より多少は辛いけど、くらい。と、いうことはより細かい調整(メーター「1」あたりの辛さ刻みが小さくなった)が可能になったということだろう。過去、75倍とか100倍というオーダーを聞いたことがある。
 
トッピング
トッピングはチキン一択。一応全て試してみたが、チキンが最も食べ応えがありカレーとも合う。チキンは素揚げかと思っていたら、調理はフライパン。多めの油で焼いてるんだろうか。またまた過去との比較だが、以前よりチキンが大幅に増量されており、気のせいかもしれないが、ルーがやや減っているような気がする。そして直近ではチキンはそのままに、また少しルーが増えてきているような。
 
インド風カレー

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インド風カレーの香り、薫りをストレートに味わいたいので、あいがけは頼まない。ドライと混ぜながら食べるのもオツであるが、ここはもう嗜好、インド風のスパイシーが好きなので。
爽やかさはスパイスだけではなく、葉っぱ、種(カスリメティとかマスタードシードとかだと思われる)と、徹底している。
で、あまりに旨いからとバシャバシャライスを馴染ませて食べていると、チキンが余るので、ペース配分は重要。ルー大盛もおすすめ。ライス大盛ではルーが足りなくなる。
好みが分かれるところだと思うが、自分にはどハマり。

ルール

喋っていると怒られるらしい。そもそも1人でしか行かないので、自分が喋ることはないが、怒られている人を見たこともない。しかし店主がツイッターで「はっきり言います」と書いているから、度を越したら怒られるんだろう。あと、従業員が怒られているところはたまに見る。怒られているというか、指示なんだけど、確かに言い方はややキツメかもしれない。聞いていて不快なほどではないが。というか、その気になって聞いていないと、気づかない。また、仲よさそうにフォローしあっている場面もあるので、それはもうカウンターあちら側の人間関係ということで。

訪問情報

平日11:40並び5
並び10人程度までは屋根あり。
11:58着席
12:07着皿
神田から5分
 
 

まだ間に合う!ラーパスでおトク麺、品切れ警報!!

超おトクなラーパスの威力!

昨年(2018年11月)に発売された一冊のラーメン本(略してラー本)。

食べログやラーメンデータベースとは異なる立ち位置(広告)で埼玉のラーメン店を紹介する定番のラー本。イマドキ紙の本なんてデカイし邪魔だし、ウェブで十分!と思ったらチョイ間違い。

埼玉のうまいラーメン2019

埼玉のうまいラーメン2019

 

 この本にはラーパスなる特典が付いている。

本当に「付いている」。綴じ込みの厚紙から切り取る。

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ざっくり言うと、この本に載っているラーメン店のうち、以下の店でこのラーパスを提示すると、様々なサービスが受けられる。

ざっと数えて90弱。

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中には超有名店も含まれる。

例えば

支那そば 心麺

「ラーメンの鬼」佐野実の系譜を継ぐ老舗。初代店主が師事したようだ。

滑らかなホタテダシが見事。

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他にも…

(カッコ内は2019/7時点の食べログ得点と私の寸評)

狼煙 NOROSHI(3.74、超有名濃厚つけ麺)

よしかわ 坂戸店(3.59、上尾の本店は鶏と魚介につるポキ麺で四つ葉と並ぶ埼玉の頂点に君臨)

幻六(3.65、見事な蛤遣い)

wrx2000.hateblo.jp

 瑞山(3.68、塩イチオシ。以下写真は限定鯛出汁冷やし麺)

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金魚(3.60、魚介醤油ツルシコ太麺)

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庵悟(3.63、濃厚魚介豚骨つけ麺)

つむじ(3.50、鶏白湯カツオダシ濃厚スープ)

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一瑳(3.69、超淡麗鶏清湯)

(3.67、豚塩清湯)

wrx2000.hateblo.jp

 など、壮々たる顔ぶれが並ぶ。

大盛無料や味玉、トッピングなどが多いようだが……

 

ここで超おトクな店をひとつ。

らーめん みずさわ 東川口店

新潟生姜ラーメンの店。

醤油生姜らーめん700円
生姜が強烈。舌と鼻にグイグイ入ってくる。それに負けないようにか、ダシも醤油も強め。麺は箸で摘み上げると見た目とても柔らかく、伸びてんのか?くらいの印象で実際柔らかいのだが、食べてみれば決して伸びているわけではない。独特。コレはコレでアリ。薄切りチャーシューはスープが絡んで旨い。

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↑これがノーマル。
こちらのサービスは「トッピングか大盛無料」。
で、トッピングは…
                          ⬇︎こちら⬇︎

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 チャーシュー、200円!!!

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チャーシュートッピングした。(食券は買わずに着席時にラーパス提示)

⬇︎⬇︎⬇︎

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こちらは背油醤油ラーメン。脂に隠れて見えにくいが、全体をチャーシューが覆っている。ホロホロやわらか旨味。

 

ラー本代などあっちゅう間にモト取れる。

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まだあと4ヶ月使える、駆け込むなら今!

 

埼玉のうまいラーメン2019

埼玉のうまいラーメン2019

 

栃木、群馬も!

栃木のうまいラーメン2019-2020

栃木のうまいラーメン2019-2020

 
群馬のうまいラーメン2018-2019

群馬のうまいラーメン2018-2019