新潟長岡生姜ラーメン オランダ軒
埼玉岩槻で新潟長岡生姜ラーメンが大行列 201908
オランダ軒
埼玉県さいたま市岩槻区東岩槻6-5-3 イケダ第一コーポ 1F 2号室
https://tabelog.com/saitama/A1101/A110103/11043376/
食べログ 3.72
WRX2000評価 4.4/5.0点
※5点満点
4.5点〜ワザワザ他に用事もないのに食べに行く価値あり
4.0点〜その場所、ジャンルで選択肢の上位になり得る
3.0点‥牛丼チェーン店
醤油スープ
醤油の主張がとても強い。それに合わせて、ダシも強い。濃さではなく、強い。
しかし生姜は、印象として他の「生姜押し」の店より抑えめだ。なんというか、生姜臭くない。あくまで薬味としてうまく引き立て役に回っている。この辺りのバランスの取り方が絶妙で、そこが人を惹きつけるのだろう。
塩スープ
タレ、ダシ、生姜のバランスの妙は醤油と同じ。
ただ、失礼かもしれないが「サッポロ一番塩ラーメン」と同じ風味がする。いや、バカにしているのではなく本当に旨いのだが、何だろう、鶏ダシが強いのだろうか。
醤油、塩ともに非常に旨い。しかし、濃すぎて途中で飽きてくる。バランスがしっかりしているのでいくらでも入りそうな気がするのだが、途中からペースが落ちる。半年に一回程度で十分、などと思えてしまう。この辺りは話題店から名店へ向けての課題か。
麺
太縮れが歯ごたえよく強いスープにマッチするのだが、コシはあまりなく、また狙っているのだろうか、生茹で食感。
加水率が低い博多ラーメンのようなポキポキ感ではなく、元からある麺の水分が「そのまま」な感覚。伝わるだろうか。個人的には好みでない。
ちなみに「歯ごたえ」は麺の固さ、「コシ」は麺の粘り、と考えている。
肉
非常に旨い。脂の入り具合、肉の厚み、柔らかさ、いずれも申し分なく、ラーメンの具材としては極まっている。
メンマ
濃いめ味付けメンマ。スープに染み出す旨味が良い。歯切れ良く、麺を邪魔しない。こちらも完成度高い。
オペレーション
調理は店主のみ。食券を渡してから提供までの時間が10分以上あり、こだわりの表れだろう。行列の一因はここにある。
他にオーダー取り、案内と台拭きの女性が1人。しかし配膳はカウンター越し、片付けもカウンター載せ、支払いは券売機なので、この人は他に洗い物でもしているのだろうか。案内のため外に出る頻度も多くはない。
行列
盆休み前とはいえ平日12:45で13人待ち、着丼まで50分。
席数は8席程だったか、小上がりのテーブルもあるのだが使われていない。オペレーションの限界なのだろう。
提供まで5分、食べるのに10分、余裕を見て1人20分で回転すると40分で16人進むわけだが、実際には13人で50分。提供スピードが原因であることがわかる。
鬼速で麺が出てくる浦和「一瑳」の行列とは質が異なるのだ。
当然、店の売り上げにも影響する。つまりは、それだけ店主のこだわりが強いのだろう。
並びの作法①
いまどき当たり前だが、代表待ちは認められない。運転手が駐車場に止めている間に連れが並んでおくことも代表待ちに該当。店の前の道路は道幅広く、路駐の誘惑に駆られる者もいるのだろう。違法駐車発覚の場合は移動の上、最後尾並び直しの刑だ。
で、自転車。これも「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律(昭和55年法律第87号)に基づく、さいたま市自転車等放置防止条例」により、公共の場所に放置することは禁止されている。ので、違法駐輪した場合、同様に最後尾並び直しの刑だ。
問題は、駐車場は店先に案内があるが、駐輪場のそれはないのだ。ないのだが、駐輪場はある。常識的に見て、そこに止めて良いとは全く思えず、案内もないが、2019年6月時点ではある。最新情報に更新できないのでここには書かない。お店の人の邪魔しちゃ悪い、などと思わず、店に入って聞かないといけない。また、わかりにくければ現地まで案内を頼もう。しょうがない、並び直ししないために重要なこと。
しかし、なぜに掲示しないのか、こういうところもオペレーションに影響するはずであるが。
並びの作法②
コーンがあって、ある位置まで来たら歩道の車道よりに折り返して並ばねばならない。これはしっかり書いてあるのに、無視するバカが多い。気をつけよう。
訪問情報
平日気温37度 12:45並び13 13:36着丼 13:49退店時並び10以上
店の前以外は屋根がないので、帽子か日傘必須。