鎌倉発伊勢参り〜自転車で太平洋岸をひた走る②計画

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鎌倉〜伊勢神宮まで370km走った記録を書き起こしていきます。

発端

前回①自転車編でも書いたが、体調管理、改善のため自転車をこぎ始めた。

(いつかそのうち書いていくつもりだが、この頃の血圧は下120-上180、異常値である)

最初は片道15kmでヘロヘロ。数回のサイクリング経験を経ても片道20kmが限界だった。

今思えば11月〜12月にかけて寒くなる時期でもあり、体も硬かった。サドル高や空気圧の調整なども「おいしいところ」を見つけきれておらず、路面状況の悪い車道で車を気にしながら、ということに気力を削がれていたこともあったと思う。

その後、春にかけて気候が良くなるとともに、自転車のセッティングも決まり、パンクなど一通りのトラブルも経験。体力もついてきた。そして決定的なのは、サイクリングロードの存在だ。


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大きな河川敷には、信号なしでひたすら走ることのできるサイクリングロードがある。地元埼玉では荒川が距離も長く、整備も行き届いている。特に、秋ヶ瀬橋から河口に向かっての右岸は道幅も広く(7〜8m程だろうか)、37kmほぼノンストップで走ることができる

Google MAP↓徒歩ルートでみてください。

Google マップ

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荒サイ右岸終着点

サイクリングロードを走るようになると、車へ注ぐ注意から解放され、精神的疲労が軽減する。

荒川サイクリングロード右岸(荒サイ右岸)からスカイツリーや浅草、台場などに足を伸ばすこともできる


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荒サイ〜東京ビッグサイト〜お台場観覧車


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お台場ガンダム豊洲市場築地市場歌舞伎座


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銀座和光〜日産ビル〜日銀〜アキバ

例えば河口手前から(河口まで行くと一般道に出る道が無いので注意)夢の島、東雲を通ってお台場を周り、豊洲、銀座、上野、千駄木、田端を通って再び荒サイに入り秋ヶ瀬橋まで戻ると70kmほど。自宅までだと80km強、やぁよく漕いだな、くらいで帰って来られるようになった。

 

で、そうなると1日50〜80kmづつ走っていけば、結構なところまでいけるんじゃね?

太平洋岸ならサイクリングロードもあるし、もうダメだと思ったら東海道線で帰って来られるじゃん?

伊勢湾フェリー、なるほど、伊勢までいけるんじゃね?

都内は飛ばして(東海道線に乗って)、鎌倉から漕ぎ出せば安全だ!

 

ということで。

計画

1-JR上野東京ライン都内と三浦半島登り下りを回避する。

2-太平洋岸自転車道を西へ走る。

太平洋岸自転車道構想は、昭和 45 年の「自転車道の整備等に関する法律」の 成立を受け、国及び各県が昭和 48 年度より大規模自転車道整備事業として着手 し、千葉県銚子市を起点として神奈川、静岡、愛知、三重、和歌山県の各太平 洋沿岸を走り、和歌山県和歌山市に至る延長約 1,400km の自転車道構想である。こいつが曲者だった。

3-1日50kmを目安に、夕方到達できそうな距離にあるホテルを、当日15:00頃に予約する。(そこそこビジネスニーズのある都市である必要がある)

4-無理しない。

5-最後は伊勢湾フェリーで鳥羽へ渡り伊勢泊、翌日伊勢参りしてそのまま近鉄と新幹線で帰京する。

 

という大雑把な計画のもと、2019年ゴールデンウィーク明けの平日、5/7(火)に出発した。

 

>:>:> ③準備編に続く